2013年2月21日木曜日

練習台とメトロノームを買いに

 やはり楽器屋さんで買えますが、スティック同様、何種類もあってどうしよう…となります。

 まず練習台。色々な材質のものがあり、それぞれスティックの跳ね返り方が違います。メーカーというより、材質別にご説明します。

 ・硬質ゴムパッド…楽器屋さんで最も多く見かける練習台。スティックの跳ね返りが極めて強いです。跳ね返りをあまりに抑えてしまうと手を痛める危険もあるので、ヒットした瞬間に跳ね返りを逃がす練習の仕方を意識した方がよいです。ちなみに跳ね返りの事を「リバウンド」といいます。そういう意味では、硬質ゴムはリバウンドを最大限に利用するための練習に一番適しています。ハイハットシンバルの閉じた状態のリバウンドに近いですね。

 ・ジェルパッド…叩くパーツの下にジェルが入っていて衝撃を吸収、硬質ゴムに比べてかなりリバウンドが抑えられます。おそらく商品は特定メーカーの一種類だけで、青い色で興味をそそられますが、個人的には実際のドラムの皮のリバウンドよりもかなり跳ね返らない印象です。

 ・メッシュタイプこれが一番実際のドラムの皮に近い感触、リバウンドです。実は私はこれを自宅用、ツアー用に使っています。写真のように、目の細かい網戸のような材質です。


 上のものは網だけ買って、使用していないスネアに付けた自宅用、下のものはツアー携帯用の小型のものです。
 ご覧のように、ドラム同様にリム(端の金属部分)があり、小型用は角度によってはリムに当たってしまうので、できれば胴もスタンドも付属の大きいサイズのものがお勧めです(7500円位)。小さい方はもともと太ももにセッティングして使用するもので、あくまで携帯用だそうです。

 以上が主な練習台の種類で、他にも何種類かあります。こちらもスティック同様売り場で叩き比べてみましょう。

 先に申し上げておくと、練習台はあくまで練習台であるということを意識して使いましょう。例えばメッシュタイプはかなり音量が出ない仕様になっているので、音量の大小と音色は実際のドラムのをしっかりイメージしつつ、タイミングとスティックの軌道をチェックする事に主眼を置く必要があります。練習台は基礎練習用で、あとは定期的にスタジオでの個人練習とレッスンで楽器に触れる機会を作りましょう。

 長くなりましたが、練習台の話はここまで。以下メトロノームについてです。

 ちなみに私はこちらを使っています。

一番安い電子メトロノームで、超ミニイヤフォンジャック付きです。
 何が良いかというとまず音がシンプルな電子音であること。メトロノームの音自体が短いので、タイミングがわかりやすいです。
 機能はいたってシンプル。4分音符・8分音符・3連符・16分音符のみ鳴らせます。メトロノームは正確なタイムを刻んでくれればよいので、これ以上の機能は必要ないかと個人的には思います。

 もっと高価な、よりバリエーションに富んだ練習パターンを提示してくれるものもありますが、当レッスンでは練習パターンを自分で編み出していく方法を採りたいので、あまり高価なものはお勧めしません。





 


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